共通の方針

  • 大学の目的(学校教育法83条)に則り、学術的な知見(一般化・汎用性があり、かつ、検証可能な知識)と学術的な考え方(現象の特定の切り口で捉え、検証可能な形で分析し、批判から学びつつ他者に伝える)を伸ばすことを目的とします。授業ではできる限り新しい学術の知見を反映させるように努めます。
  • 大学は、学び合うコミュニティとして機能することが重要だと考えています。そこで私の授業では、受講者と講師という1対1の関係が受講生分存在するという状況ではなく、受講者と私が一つのコミュニティとして学び合えることを重視し、そのようなコミュニティができるような講義にするように努めます。そのため、授業に出席することに加えて受講者に広く貢献することを評価します。
  • 評価基準はシラバスで明記します。大学への社会的な信頼を守ること、他の受講生の努力を尊重することを重視し、基準を満たさなかった方には単位を認定しない方針をとっています。

一橋大学


大学院演習

方針:知的財産(技術、デザイン、ブランド)のマネジメント、戦略的活用に関する論文を読み、湧き上がったリサーチクエスチョンに対して論文の執筆を行うことを主目的とします。

留意点:私の職位の関係上、指導教員になることはできません。ただ、副査として論文指導をすることは可能です。「副演習」という科目として開講していますので、週1回のセミナーに参加するようにしてください。


イノベーション・マネジメント

方針:イノベーションが何故生み出しにくいのか、実現しにくいのか、普及しにくいのか、収益性を維持できないのかを理論と実務的対応をペアにして学びます。

アーカイブ:2019年度は63名の最終レポート提出があり、A+6名、A11名、不可4名でした。2020年度は135名が履修登録をしA+12名、A28名、不可21名(最終レポート提出者は極めて少なく、本来履修撤回をすべきだった方が多いです)でした。いずれもA+は卓越したレポートで微修正をすればケーススタディとして有益なものや、優れた政策分析、ビジネスプランとして公表できる可能性の高いものでした。


デザイン思考とデザイン経営

方針:デザイン思考、デザイン経営とは一体何なのか?を経営学の知見に則って説明します。


前期ゼミナールI

方針:英語の文献を読む自信をつけること、因果関係について考えることを主目的とします。


前期ゼミナールII

方針:英語の文献を読み、批判的に考察すること、技術戦略について学ぶことを主目的とします。


導入ゼミナール

方針:大学生としてのレポート、発表、議論の基本を身につけること、および、因果関係の識別について考えることを主目的とします。

(2021年度、22年度、23年度は開講なし)


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